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  • 執筆者の写真kobayashi

行事のねらいについて

 10月といえば運動会。関与先の園でも運動会が行われました。

コロナ禍で縮小傾向だった行事も、少しずつではありますが、戻りつつあるようです。

昨年までは、運動会の観覧は両親に限るとしていた園でも、祖父母・曾祖父母もたのしんでいたという話を聞き、嬉しくなりました。

(もちろん、感染対策には力を入れていらっしゃいました。)


 さて、2学期・3学期は行事の多い学期となっている園が多いと思いますが、

先生方とその”ねらい”について充分に話されていらっしゃいますでしょうか?

また、その内容を保護者にも伝えられていますでしょうか?

改めて振り返っていただき、「うん、大丈夫」と言われる園がほとんどかと思います。


●子どもの生活を豊かなものにする

●季節を感じられる

●協力し合うことが学べる

●達成感を味わえる

●保護者と子どもの成長を共に喜び合う

●伝承文化を伝え、継承する ・・・・等



 行事によってたくさんの”ねらい”がありますが、ぜひ振り返りの時間も大切にしてください。

よく聞くのが、「次から次へと行事があって、ホッとできる暇もない。もっと子ども達と頑張りを認め合ったりする時間もあったらなぁ。」というお話。

『行事中心保育』にならないよう、2009年より施行された幼稚園教育要領及び保育所保育指針では、

 『行事の指導に当たっては、幼稚園(保育園)生活の自然の流れの中で生活に変化や潤いを与え、幼児が主体的に楽しく活動できるようにすること。なお、それぞれの行事についてはその教育的価値を十分検討し、適切なものを精選し、幼児の負担にならないようにすること。』

とされています。(2018年改訂版にも記載)



これからも仕上げの時期に向かい、行事がありますが、ぜひ子ども達・保護者・先生方、そして園にとってより有意義なものになるようにしていただければ嬉しいです。


 今日は熱く語ってしまい、長文失礼しました。


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